子供の貧困化を喜ぶ人たち

「構造的差別」という言葉がある。一例として、沖縄の軍事問題の際に使われている言葉だ。国防を強めようとすると必然的(地政学上)に沖縄に基地を作るようになり、沖縄県民に無理を強いる形になる。これはれっきとした差別だが、差別知識からくる差別では…

「誰もが幸せを望んでいる」って本当?

クリティカルシンキング(批判的思考)の所為か、それとも私の根性がひねくれている所為なのか、ずっと前から「誰もが幸せを望んでいる」という定説を疑っている。というか、嘘だと思っている。人は幸せなんて望んでいない。望んでいるのは「納得」である。…

視野狭窄にするネットの海

最近、こんな書籍を購入した。 アロマ風水: つまらない人生を劇的に好転させる新時代の開運メソッド 作者: 横井 靖弘 出版社/メーカー: 株式会社 宇宙の灯 発売日: 2014/06/28 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る 宇宙背景放射 「ビッグバン以前…

「愛国心」を叫びながら、反日行為をする人々

ネット民による個人攻撃が後を絶たない。最近では、NHKの番組に出演した貧女子高生に対して「貧困ではない」と糾弾し、実名と住所を晒して誹謗中傷を繰り返した。また、元朝日記者の娘(当時17歳)の名前や顔写真、学校などを晒した脅迫事件では、被告に賠償…

貧困問題と自己責任論

貧困問題を扱えば、必ず「自己責任論」が付いてくる。「貧困になったのは当人の努力不足だろ」と、まぁ単純明快な論理だ。確かに、怠惰な生活を送り貧困層になった人も一定数はいるだろう。だが、すべてがそうだと言うわけではない。障害者だったり、病気に…

NHKの捏造問題で出演した貧困JKを叩いてはいけない

NHKがまた何やらやらかしたらしい。ご存知の方も多いだろうが、8月18日に放送されたNHKのニュース7貧困問題を取り上げた際、貧困・女子高生が出演した。だが、部屋にある持ち物やTwitterアカウントから「貧困ではない」との批判が相次いでいる。しかし、あれ…

ホントアレだなあ。ここネットよ。

「ホントアレだなあ。ここネットよ。」この言葉は、つい3日前の私のブログに付いたコメントの一部だ。 身内を侮辱する発言をしたため、コメントしないようにお願いしたら、この言葉が返ってきた(この人は、その後のしつこくコメントしてきた)。このコメン…

憲法9条の真実と安倍総理の嘘

「憲法9条(戦争放棄)は幣原喜重郎の発案」という証拠が出たり、「日本国憲法はアメリカがつくった」 とバイデン副大統領が明言したりと、情報が錯綜している。 みんな、都合のいい情報は擁護して、都合の悪い情報には目をつぶる。確証バイアスが顕著に出…

「お食事の『取り分け』は女性がするもの」は、どこから来たのか

「女の子ならできないと本当に恥ずかしいから。お食事の『取り分け』基本ルール確認」の記事が絶賛炎上中だ。 記事の見出しは、衆目を集めるようにあえて刺激的に書いていると思われる。女性に限らず、男性でも「取り分け」が出来るに越したことはない。それ…

ねじれた愛国心は、民族や障害者を差別する危険性を孕んでいる

前回、障害者施設殺人事件のブログ記事をアップした。 記事では、あえてカットした部分がある。それは事件と愛国心の関連性についてだ。他の方が、私の言いたかったことを語ってくれていた。 これを端緒に、私なりの「自称愛国者と差別」について述べておき…

相模原・障害者施設の入所者19名死傷事件について

7月26日午前2時45分頃に起きた相模原市緑区の障害者支援施設「津久井やまゆり園」での大量殺人事件。あれから早3週間が経過しようとしている。犯行を企てたのは元職員・植松聖容疑者(26)。平成はじまって以来の惨殺事件となり、当然許されるべき行為ではな…

悲しき映画『シン・ゴジラ』

巷で「すごい!」と絶賛中の映画『シン・ゴジラ』。僕の目に映ったのは、ただただ悲しきゴジラ映画だった。正直僕は、ゴジラに興味はない。特撮映画にも興味はない。では、なぜ観に行ったのか。それは、庵野監督が作るエヴァンゲリオン以外の作品を観てみた…

愛国心の「表明」と「証明」

高校時代の友人H君は、当時付き合っていた彼女の名前を腕に彫っていた。「○○LOVE」と。私を含む周りの人間は、「何してんだよww」「別れたらどうするんだよ」と冷笑したり、小馬鹿にしていたが、「俺、○○(彼女名)とは別れないから、いいんだよ」と自信あ…

ポケモンGOにより、『ポケットモンスター』が『妖怪ウォッチ』を巻き返した

猫も杓子もポケモンGO。リリースから2週間にもかかわらず、世界規模でこれだけ流行ったゲームはほかに類を見ない。妖怪ウォッチの台頭により、ポケモンは徐々に下火になるかと思いきや、とんでもない返り咲きをしたものだ。これを契機に、以前から書きたかっ…

改憲と公明、沖縄と中国と米軍、そして都知事選

《憲法改定》実は私は改憲派である。とは言っても、自民党の草案には賛成できない。改憲したほうがいいと思うのは、国民と憲法の距離が遠いからである。要は、わかりづらいってこと。曖昧模糊、解釈の幅が広く、憲法学者や法律家しか理解不能なのは問題だと…

結婚するなんて正気の沙汰じゃないよね

先日、結婚観について以下のツイートをしたら反響があった。 結婚は「お給料全部渡します。渡されたおこずかいで我慢します。死んだら財産は全部あげます。たとえ、あなたが美貌を失ってもあなた一筋です。浮気したら慰謝料払います」の契約だよ。30歳で結婚…

「米軍の犯罪率は低い」の主張は間違っている

沖縄でまた痛ましい事件が起きた。 そんな中、二つの主張を散見する。 一つ目は、「米軍の犯罪率は低い」という主張。 沖縄の元米兵が逮捕された件でマスコミは米軍バッシング!沖縄犯罪発生率米軍0.16% 沖縄県民0.36% 来日韓朝人1.94%韓朝人が突出マスコミ…

人工知能が仕事を奪う未来、ベーシックインカムを導入するしかないよ

「人工知能は仕事を奪うのか?」。この議論をよく目にする(今日も見た)。この手の話で毎回疑問に思うことがある。なぜ「奪われる」と表現するのだろうか? 「代用できる」とか「効率化する」と表現してもいいはずだ。人工知能には、仕事量100が20になると…

喫煙童貞者には、もう戻れない

私は便宜上、人前では「禁煙者」としている。しかし実は、喫煙者だ。ただ、毎日は吸わない。数ヶ月に一度、数本吸うぐらいだ。別に禁煙しているわけではない。単に、喫煙から次の喫煙までの間隔が長いだけである。吸おうと思えばいつでも吸えるし、だからこ…

子どもに「自己責任論」を戒めるのは、軽く虐待です。

ちょっと前にシェアされてきた記事が興味深かった。5歳児だったかそれぐらいの子どもが、ドリンクバーで色々なジュースを混ぜて、結局飲めなくなり、母親に「責任持って、最後まで飲みなさい」と叱られる話。この話に大勢の人が称賛していた。「自分のしたこ…

社会活動家を見ては尊敬の念を抱き、僕は寄付で自分を慰める

私には、尊敬している人がいる。一人目は、「夜回り先生」で有名な水谷修先生。20年も前から繁華街をパトロールして少年少女を非行や自殺、薬物から救済してきた。教師の鏡と言うべき人だ。二人目は、貧困問題に取り組む湯浅誠氏。反貧困ネットワークを立ち…

映画『スターウォーズ』が嫌いです。

世間のスターウォーズ熱も冷めた頃だから書いてもいいかな。 実は私、映画『スターウォーズ』が嫌いなんです。作品が悪いんじゃなくって、私の僻みたいなものなんで、私の問題。私は一つでも不自然な要素が入ると、途端にトーンダウンしてしまうところがある…

絵本『100万回生きたねこ』を自分なりに読解してみた。

私は、絵本『100万回生きたねこ』が大好きだ。初めてこの絵本を読んだ時の衝撃は、今でもはっきりと覚えている。人生でこれほど衝撃を受けた本に出会ったことがない。今回はちょっと趣向を変えて、絵本「100万回生きたねこ」を、私がどのように読み、感じた…

徐々に育んだ愛なんて、愛じゃないってこと

北野武の著書「女たち」を読んだ。そこに書かれていた一文を読んで、長らく自分でも分からなかったことがようやく分かった。何が分かったのかを話しする前に、何が書かれていたのかを紹介したい。 近代社会の中で、愛っていうものの定義があるじゃない? だ…

手段や道具としての「冷たい勉強」をまだ続けますか?

最近、私はある作家にハマっている。その作家とは、荒俣宏氏。なんというか、感性が私と似ている。「言いたいこと分かるわ~」と、頭ではなく、気持ちで理解できるのだ。私が荒俣宏氏に興味を持ったきっかけは、NHKの「クールjAPAN」という番組だった。番組…

岡田斗司夫の4タイプ理論(人生の法則)

今回お話するのは、人間関係について。人を4つのタイプに分けるメソッドなのだが、これが大変役に立つ。私自身、仕事でもプライベートでも、大いにその恩恵を得ている。「4つのタイプに分ける」と言うと、「あぁ、よくあるよねアレね」なんていう、反応が返…

郷土・地元贔屓(ひいき)は、人生をほんの少し豊かにする

つい先日から、腕時計を身に付け始めた。腕時計は以前から持っていたものの身に付けておらず、腕にはめることがほとんどなかった。年に十回あるかどうか。そんな程度だった。それが今や毎日のように身に付けている。きっかけは、たまたま目に留まったAmazon…

ベッキーとゲス何とかとの不倫騒動への所感

ベッキーの不倫騒動が衆目を集めている。私は他人の色沙汰などに基本興味はない。ただ、大衆がどこに注目しているのか、どんな評価をしているのかなどの世論には関心がある。世論を見てみると、当然批判する人もいるが、思いのほか擁護する人が数多くいる。…

年賀状に“子どもの写真を載せる”というデリカシーのない行為をそろそろ止めませんか?

元日から届きはじめる年賀状。本来、新しい年を謹賀する喜ばしい慣習である。しかし、その陰で悲しんでいる人たちがいる。ある年賀状が届くからだ。それは、子どもの写真が載った年賀状である。近年、不妊症に悩むカップルは6組に1組、何らかの不妊治療を受…

「性的アイコンと化した制服は廃止するべき」←はぁ?

面白いツイートを見た。 性的アイコンと化した制服は廃止するべき(再掲) — 勝部 元気@『恋愛氷河期』発売中 (@KTB_genki) 2015, 12月 26 色々突っ込み所あるんだけれど、いつから性的アイコン化したのか、男性のどれぐらいの割合で性的アイコンとして見て…