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郷土・地元贔屓(ひいき)は、人生をほんの少し豊かにする

考えてみた

つい先日から、腕時計を身に付け始めた。腕時計は以前から持っていたものの身に付けておらず、腕にはめることがほとんどなかった。年に十回あるかどうか。そんな程度だった。

それが今や毎日のように身に付けている。きっかけは、たまたま目に留まったAmazonのランキングだ。2015年最も売れた腕時計にセイコーの名が挙がっていた。

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レビューにはこう書かれていた。

ロレックス、オメガの時計をしていました。正直、その二本より、圧倒的にこっちの方が上です。日本以外で海外で売った場合、普通に20万、30万で売っても売れるような出来です。日本人以外がこの時計をこの値段で手に入る事を知ったらビックリすると思います。

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私が所有している腕時計は上記のそれと同じものではないが、数多くのレビューを見て、何だが自分も嬉しくなった。また時計を身に付けたくなったのだ。なぜ、嬉しく思ったのか。それはセイコー本社がある長野県は私の郷土だからだ。そのため、腕時計を買うならセイコーと以前から決めていた。郷土贔屓というやつだ。

今私は広島に住んでいる。そのため、日本酒を飲む時は、まず広島の地酒からと決めている。他県のお酒は3本目以降からだ。広島は、日本三大酒処の一つということもあって、日本酒が本当に旨い。ワイン派だった私が、広島の地酒に触れて、日本酒が好きになったぐらいだ。地酒の「雨後後の月」「酔水」などが新酒鑑評会で受賞すれば、なんだか自分も嬉しくなる。これは地元贔屓から来る感情なのだろう。そうそう、今度車を買う時はマツダ車にする予定だ。地元贔屓なしで見てもマツダ車はカッコイイ。


ほかにも、万年筆を買うならウォーターマンと決めている。理由は、私の誕生年の丁度100年前に誕生したメーカーだからであることと、私が初めて買った万年筆がウォーターマンだったからだ。このように私は、消費先を選ぶ基準として「縁」を重視している。

 

世の中には、商品は数限りなくある。
自分の中で基準を設けておけば、何を買おうか迷わずに済む。自分と「縁」のあるものを贔屓にすることで、人生に豊かさや喜びといったものが、ほんのちょっとだけ増える。そんな気がする。
商売人が言う「どうぞ御贔屓に!」は、ただ媚びているのではなく、こうした豊かさもあることを秘めて言っているのかもしれない(考えすぎかな)。あなたも自分と「縁」のあったものを贔屓にしてみたらいい。案外心地よいものだよ。