最適化される世界

人気アニメがたびたび実写化される。
低評価をつけられることも珍しくないが、テレビや映画業界は実写化を控える気はないようだ。なぜだ。視聴率や興行収入がいいからだ。低評価だろうが、一定の売り上げが見込めるから、実写化を止めようとしないのだ。つまり、原作を汚すような無茶な実写化には、観客にも責任の一端がある。いや、共同責任と言っても過言ではない。どんな業界でも、長く業界が存続してお客の反応が汲み取れるようになればなるほど、最適化が進む。アニメの実写化は、観客のニーズに最適化した結果なのだ。

民主主義も同じだ。
ネットが普及する前と比べて、国民の声(国民感情)は可視化されるようになった。当然、政治屋は国民に阿った政策や代表者を立てるようになる。今の政権に不満があろうがなかろうが、今の政党や大臣は国民のレベルを如実に示しているに過ぎない。稲田防衛大臣がボケているのも、今の日本人が平和ボケしているからに過ぎない。安倍総理の人事が下手なのも、国民が政治家選びが下手だからに過ぎない。着実に政治は国民のレベルに最適化しつつあるのだ。


PS
アニメ『鋼の錬金術師』の実写化映画はコケると思う。

 

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