男がセクハラするのも不倫をするのも管理職が多いのも”当たり前”

男性と女性の性差を進化から読み解く学問、「進化心理学」が面白い。『進化心理学から考えるホモサピエンス』から印象に残った話を記していく。 進化心理学から考えるホモサピエンス 一万年変化しない価値観 作者:アラン・S・ミラー 発売日: 2019/01/25 メデ…

「マスク2枚の配布」を批判する人を詭弁で批難する人たち

政府が各世帯にマスクを2枚ずつ配る、という政策に対して批判が集まっている。この批判に対して、一部の方たちが「批判ばかりしている人たちは、人生豊かじゃない」といった人間性を非難する言説を唱えている人がいる。よく覚えておくといいだろう、この手は…

本当に「多様性を認めよう」は正しいのか?

ダーウィンの名言としてよく用いられる言葉がある。 この世に生き残る生き物は、最も力の強いものか。そうではない。最も頭のいいものか。そうでもない。それは、変化に対応できる生き物だ。 実は、ダーウィンはこんなこと一言も言っていない。 ソース:http…

「特攻隊は無駄死にだった」の真意が理解できない自称愛国者たち

生物学者の池田清彦さんがTwitterで「特攻隊は犬死です」と発言したら、「日本のために散っていった隊員を侮辱するのか」といった批判がネトウヨ群から相次いで寄せられていた。池田氏は、「犬死とは決して侮蔑の言葉ではありませんよ。何の役にも立たずに無…

幻冬舎 見城徹社長が犯した間違い

幻冬舎の見城社長が、発行部数を晒して著者を貶めたツイートが炎上した。「発行部数を晒してないが悪い」と擁護する人もいるが、問題なのは著者に対して「売れない本を売ってやっている」といった態度をとったことである。これは出版社としてあるまじき姿。 …

薬物で逮捕された者の作品は、お蔵入りするべき

‪芸能人が犯罪を起こした際、過去の作品が販売中止になることがある。この処置に対して「人格と作品は切り離すべきだ」といった反対の声が必ずあがる。基本は私も、人格と作品は切り離すべきだと考えている。だが、犯罪の中でも、薬物はこの限りではない。最…

「馬鹿」と言う奴が馬鹿であるワケとは

友人が映画『沈黙』の批判レビューを感想を話してくれた。批判レビューには、「史実とは異なる」「キリスト教からの一方的な歴史解釈」といったものが多かったそうだ。友人はそれらを見て、「この人たちって、馬鹿なの? この映画は物語だし、ノンフィクショ…