松本人志とNGT48の事務所は、同じ穴の狢

NGT48のアイドル山口真帆が暴行未遂を受けて、なぜか被害者当人が謝罪するという異例の事態になった。世間からの大ひんしゅくを受け、結局は事務所が謝罪会見をすることになる。

それにしても、なぜ被害者が謝罪することになったのか。
思うに、権力側(事務所)が面倒なことを避けようとし、結局、一番の弱者(アイドル)に押しつけたのではないだろうか。

これと同じ構造を持つのが、松本人志が指原莉乃にしたセクハラ発言である。松本人志はTV番組中、「お得意の身体を使って」という発言を指原莉乃に対して発した。本人は笑ってごかかそうとしたが、世間からひんしゅくを浴びている。松本人志もまた、芸能界で力(権力)のある自分なら笑ってごまかせる、指原莉乃が我慢してくれると思ったのだろう。つまり、指原莉乃(弱者)に理不尽を押し付けようとしたのだ。

権力側(事務所と松本人志)が、弱者(山口真帆・指原莉乃)に理不尽を押しつけるという構図が類似している。この類似した二つの事象は、芸能界の悪弊が縮図として表れているように思う。