薬物で逮捕された者の作品は、お蔵入りするべき

‪芸能人が犯罪を起こした際、過去の作品が販売中止になることがある。この処置に対して「人格と作品は切り離すべきだ」といった反対の声が必ずあがる。基本は私も、人格と作品は切り離すべきだと考えている。だが、犯罪の中でも、薬物はこの限りではない。

最近、とある俳優が覚醒剤で逮捕され、作品の販売中止の是非が注目を集めていた。正直、これは販売中止しても仕方ないのかなと思う。

「本番入りまーす」の声とともに、鼻から白い粉を吸引してから撮影に挑んだドラマや映画はOKかNGをか自問したらそれはNGだなと思ったからだ。

‬撮影直前に吸引しなかったとしても、日常的に使用していれば、多かれ少なかれ体には残っている。これって、作品に薬物が関与しているってことになる。そう考えると、作者が薬物使用者なら、多少なりとも作品に影響を与えていることになる。それはOKなのか?

「そういう作品はそれはそれで貴重だから残しておいてもいいよね」と無邪気に考える自分がいる一方、薬物使って作品作っちゃ(仕事しちゃ)ダメだろと思う自分もいる。

さて、あなたはどう考えるだろか。