幻冬舎 見城徹社長が犯した間違い

幻冬舎の見城社長が、発行部数を晒して著者を貶めたツイートが炎上した。「発行部数を晒してないが悪い」と擁護する人もいるが、問題なのは著者に対して「売れない本を売ってやっている」といった態度をとったことである。これは出版社としてあるまじき姿。

 

出版社のリソースは3つ。
目利き、編集力、流通である。売れる原石(著者)を見つけ(目利き)、それを磨き(編集)、売る(流通に乗せる)のが出版社の仕事。
売れなかったのであれば、それは出版社にも多分な責任がある。「売ってやっている」という態度は、これらの責任を放棄し、著者に転化させているのと同義である。

 

お詫び | 株式会社 幻冬舎