アベノミクスが成功して好景気に! ありがとう安倍総理

アベノミクスが完全に成功して、戦後3番目の長期好景気突入したようだ。

 

だが、アベノミクスの恩恵とやらを実感している人は少ないようだ。


政府なりの「好景気」の指標があるのだろうが、私は私なりの指標がある。「生活保護者の数」や「貧困層の数」である。生活保護者の数は、2000年と比較しても2倍近く増えている。


生活保護者も増え、貧困層も拡大しているこの状態を、「好景気」と評する今の政権は、かなりジョークがお好きと見える。

生活保護者が増えつつあるのであれば、政府は社会保障の強化と対策をせねばなるまい。当然政府もそれを理解しており、消費税増税で増えた税は、社会福祉の充実にまわし、子供の貧困も是正すると明言している。
消費税増収分「社会保障の充実」に…首相訴えへ : 政治 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)

 

「素晴らしい! 安倍政権、弱者の味方だね」と両手両足を使って拍手しようと思ったのだが、

「所詮この世は弱肉強食。強ければ生き、弱ければ死ぬ、そして死ね」と言っているようだ。

13年8月にも、生活保護費は引き下げられ、平均6%がカットされた。しかも子どもがいる世帯ほど多くカットされている。そこにきてさらに生活保護費をカットすると言うのだ。これで、「子供の貧困」はさらに酷くなるだろう。いや、もしかしたら安倍総理は、子供の貧困問題は改善した、解決したと思っているのかもしれない。

この状態で、消費税を10%にするというのだ。いや、実に素晴らしい。頑張ってください、安倍総理。

 

 

追記

本日(12月17日)に新しいニュースが入ってきた。


児童手当も減額する気らしい。女性を活躍させる気も子供の貧困をなくす気もないようだ。言行不一致すぎるアホ政権。素敵。

 

 

アベノミクスによろしく (インターナショナル新書)

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