コロナで高齢者が死のうとも、若者の未来を守れ

小学生3年生か4年生ぐらいの時、TV放送の『機動戦士 Vガンダム』を見ていた。

最終回、年寄りだけが戦艦『リーンホースJr.』に残り、敵戦艦に特攻するシーンがある。子どもながらに、若者を生かすために年寄りが散る様を見て感動した。特攻をするならこれが真の姿だと思った。

だけど現実は違う。
戦争もだけど、コロナ禍において犠牲を払っているのは若者だ。重度リスクが少ない若者は、幾ばくもない年寄りのために様々な制限をかけられている。経済苦や結婚・出産機会の減少、このツケを払うのは今の若者や子どもたちだ。若者よりも自分らの命を優先しているのか、それとも若者の未来に頭がまわらないほどボケているのか知らないが、高齢者は何も声を上げない。

日本の未来を考えるなら、マンボウ反対に声を上げなきゃいけないのは高齢者だ。保身のために若者を犠牲にする姿勢は、今の政治家と同じ。そんな年寄に支えられている自民党政権は、高齢者が居座り特権権益を手放す気はないと見える。

民主主義は、国民のレベルをちゃんと反映しているなと感心する。