社会

安田純平さんを「自己責任論」で叩いてはいけない理由

今、フリージャーナリストの安田純平さんがシリアの武装勢力から解放され賛否を呼んでいる。今回は、この一見についての私の意見と類推をお伝えしたい。安田さんは、過去に何度も危険な場所に行き、何回か捕まってるそうだ。政府からも「危険だから行くな」…

正論と狭量

嫌煙家が「受動喫煙させるのは、人を殴っているのと同じ」と言っていた。正論だと思った。しかし私は、喫煙している人にそんなこと言わないし、思わない。待ち合わせで時間に遅れてくる人がままいる。私はその人に向かって「あなたは私の命を30分奪った」と…

学校は、人生で最も友達が作れる場所

「学校は、年齢が同じ子たちが一つの空間に押し込められる特殊空間。社会に出てからそんな環境は存在しない。だから、社会人に必要なコミュニケーション能力は育たない。それに、今はネットでも勉強はできる。無理に学校に行く必要はない」といった意見を目…

法律や倫理感から解放されると、男性の7割は100人以上のセックスする(相手がいればの話)

男性は遺伝子を残す確率を高めるため、乱交を基本戦略(本能)としている。一方女性は、生殖機能の違いから、一人の異性との関係を維持することを基本戦略(本能)としている。つまり男と女は、“利害関係が一致しない関係”なのである。本当に男性は乱交を好…

「マシュマロ実験」の再現実験が突き付けた残酷な現実

マシュマロ実験をご存知だろうか?スタンフォード大学の心理学者・ウォルター・ミシェルが1960年代後半~1970年代前半にかけて実施した実験である。4歳の子ども186人を被験者とし、自制心が人生に与える影響を調べた。実験内容はこうだ。子ども一人ひとりに…

AIは仕事を奪う? 奪わない? AIが普及すればBIの必要性が高まる

AIは仕事を「奪う派」と「奪わない派」がある。奪う派の論は散見するため、ここではあえて説明はしない。珍しいのは、奪わない派の論だ。ネット上でいくつか見てみたら、① 奪うのではなく労働者を補助するツールになる。② ITも雇用を減らす言われてきたが、…

5歳幼女が残したノートは、なぜ人の心を動かしたのか?

東京都目黒区で起きた5歳女児の虐待死は、日本中に大きな衝撃を与えた。私もニュースを見ていて胸が潰れる思いだった。とりわけ、女児が残したノートは平静を保ったまま読むことができない。親から虐待されないように努めようとする健気さや日常の苦しみが伝…

AIは暴走する、しない?

AIの未来予想は、大きく分けて2つある。一つは、「いつの日かAIは意志を持ち、人類にとって予想だにしない行動をするようになる。だからこれ以上の研究をしないほうがいい」という論。最近亡くなった物理学者スティーヴン・ホーキング博士もこの論者の一人だ…

昔と今の「子育て」から考える、苦労の基準

作家の百田尚樹さんが以下のツイートしていた。 少子化の話題に必ず出るのは「国は子育てしやすい環境を作れ」というものだ。もっともだとは思うが、ベビーブームがあったのは日本中が焼け野原で失業者が溢れかえっていた時代だ。また戦前も決して子育てしや…

炭水化物制限を否定する“ポジショントーク”にご注意

一つの事実により、得をする人もいれば損をする人もいる。損をする人は、どうにかその事実を否定しようと躍起になるものだ。「糖質制限」を例に挙げよう。糖質制限は今、体脂肪を落とす有効な手段として注目を浴びている。死亡の原因は糖質だったという事実…

無自覚な差別

仕事帰りの新幹線、いつものように時間を持て余す。座席に挟んである搭載誌に手を伸ばしてページをめくっていたら、一つの寄稿記事に目が留まった。筆者は、ホームレスの救済活動をしている男性だ。記事には、ホームレスを救済するための募金活動をしている…

フェミニストが嫌いな理由

フェミニストが嫌いだ。理由は、彼女らの行動源が「男性嫌悪」(恨みや怒り)だからだ。「男女平等」「女性差別」の仮面を被って男性に復讐しようとしているだけ。一年間、フェミニストを見て来たが、それが私の最終結論だ。恨みが行動の源になのだから、見…

不倫ネタ、大好きですか?

小室哲哉の不倫報道で文春が批判を浴びている。「芸能人であってもプライバシーを守れ」「他人の不倫話をネタに部数を伸ばすなんてゲス」など。しかし、ベッキ―の時や政治家の不倫をスッパ抜いた時は、みんな喜んでネタ・批判していたように感じる。なぜ、小…

日本人はなぜ分別できないのか

日本人はいつから分別ができなくなったのだろうか。韓国の政治が嫌いだからと言って、芸能や文化まで否定する行為は、レイヤーが違う問題を一緒くたにし過ぎている。以前、ある方からメッセージをいただいた。何でも、日本のテレビ局は在日韓国人が役員をし…

嫁さんが美人。じゃ不倫しよう

女優の仲間由紀恵の夫(田中哲司)の不倫が発覚した。女優やアイドルと結婚した夫が不倫するたび、必ず出てくる言説が、「どうしてあんな美人と結婚したのに不倫するのかな?」だ。チッチッチ完全に的外れだね。逆だよ逆。美人と結婚したから不倫するんだよ…

「マスゴミ」と言う人は、メディアリテラシーが低い

マスコミを揶揄した言葉に「マスゴミ」がある。政治ネタを投稿することが比較的多い私だが、一度も「マスゴミ」と言ったことはない。マスコミを批判したこともないと思う。自分なりの考えがあってのことだ。そもそも、どんな人が「マスゴミ」と言うのだろう…

白人至上主義と日本人至上主義

2017年2月21日放送のクローズアップ現代+「特集トランプのアメリカ 勢いづく白人至上主義 オルトライトの実像」を昨夜オンデマンドで見た。まずは、番組の概略と所感を。オルト・ライトとは、「白人至上主義」を標榜する団体名。この団体を引きる代表リチャ…

同じ構造と矛盾

芦田真菜ちゃんが偏差値70超の名門中学に合格した。つい数年前まで「めっちゃ可愛い女の子だな。娘にしたい」と思っていた少女に、偏差値を抜かれてしまった私としては複雑な心境ではある。もう、真菜ちゃんとは呼べない。真菜さんと呼ぼう。ニュース記事に…

ストライキは迷惑か、それとも

臨港バスの従業員がストライキを起こした。横浜市内と羽田空港を結ぶ便もあるため、ストにより約10万人もの人たちに影響が出ている。https://t.co/J7o531HOtt 「ストライキ」と聞くと、私は沖縄(宮古島)での旅行を思い出す。宮古島から羽田に帰る2日前、航…

流行語大賞に「日本死ね」がノミネートされちゃった問題について

流行語大賞に「日本死ね」がノミネートされちゃった問題。各所で賛否両論があるが、この問題、3つのレイヤーがあり、それぞれ分けて考えたほうがいい。私が思うに、「問題提起」「表現」「ノミネート」の3つのレイヤーがある。 1、問題提起「保育園に入れな…

なぜ、若者は消費しなくなったのか

「若者が消費しなくなったようですが、深井さんはどう思いますか?」。先日、とあるセミナー主催者からそう問われ、私は「ネットさえあれば、無料の娯楽が楽しめますからね。そっちに流れていると思いますよ」と答えた。これ以上の話はしなかったように思う…

SNSがもたらした二つの娯楽

ちきりんのツイートにリプを送ったら返信がもらえた。うれピ。 今や、正義は娯楽になっているんですよ。— ふかい たかあき (@fukaitakaaki) 2016年11月13日 そうですね。今や正義とは、娯楽であり、暇つぶしのネタであり、ストレス発散法であり、新種のイジ…

えーーん、僕の大好きなゲーム(ポケモンGO)にケチ付けられちゃったよ、むかつく!

10月26日、トラックが小学四年生の男児をはね、死亡させた。運転手は運転中にポケモンGOをしていたと供述。事故を受けて、遺族と愛知県一宮市は、ゲーム運営会社に運転中に起動しないよう要望した。ネットでは、「ポケモンGOだけ罰するのはおかしい」「飲酒…

東急電鉄のポスター「都会の女はみんなキレイだ。でも時々、みっともないんだ。」は、おかしなコピーではない。おかしいのは……

東急電鉄のポスターが物議を醸している。批判の主は、「化粧することの何が迷惑だ」「じゃ、田舎の女はキレイじゃないのか」といったものだ。 東急電鉄のポスター。社内での化粧は、粉が飛び散ったり匂いがキツかったり車内や他人の服を汚す可能性があるから…

子供の貧困化を喜ぶ人たち

「構造的差別」という言葉がある。一例として、沖縄の軍事問題の際に使われている言葉だ。国防を強めようとすると必然的(地政学上)に沖縄に基地を作るようになり、沖縄県民に無理を強いる形になる。これはれっきとした差別だが、差別知識からくる差別では…

「誰もが幸せを望んでいる」って本当?

クリティカルシンキング(批判的思考)の所為か、それとも私の根性がひねくれている所為なのか、ずっと前から「誰もが幸せを望んでいる」という定説を疑っている。というか、嘘だと思っている。人は幸せなんて望んでいない。望んでいるのは「納得」である。…

貧困問題と自己責任論

貧困問題を扱えば、必ず「自己責任論」が付いてくる。「貧困になったのは当人の努力不足だろ」と、まぁ単純明快な論理だ。確かに、怠惰な生活を送り貧困層になった人も一定数はいるだろう。だが、すべてがそうだと言うわけではない。障害者だったり、病気に…

NHKの捏造問題で出演した貧困JKを叩いてはいけない

NHKがまた何やらやらかしたらしい。ご存知の方も多いだろうが、8月18日に放送されたNHKのニュース7貧困問題を取り上げた際、貧困・女子高生が出演した。だが、部屋にある持ち物やTwitterアカウントから「貧困ではない」との批判が相次いでいる。しかし、あれ…

憲法9条の真実と安倍総理の嘘

「憲法9条(戦争放棄)は幣原喜重郎の発案」という証拠が出たり、「日本国憲法はアメリカがつくった」 とバイデン副大統領が明言したりと、情報が錯綜している。 みんな、都合のいい情報は擁護して、都合の悪い情報には目をつぶる。確証バイアスが顕著に出…

「お食事の『取り分け』は女性がするもの」は、どこから来たのか

「女の子ならできないと本当に恥ずかしいから。お食事の『取り分け』基本ルール確認」の記事が絶賛炎上中だ。 記事の見出しは、衆目を集めるようにあえて刺激的に書いていると思われる。女性に限らず、男性でも「取り分け」が出来るに越したことはない。それ…